実は、山崎は世界的に非常に権威のある英ウイスキーガイドブック『ワールド・ウイスキー・バイブル2015』にて「世界で最高のウイスキー」との評価を受けたことがあるのです。

その際には「言葉にできないほど天才的」と評され、海外のコメントでも「この記事を読んでも驚かないね。これ（山崎）は、本当に特別なウイスキーだ。」など、評価されるのが遅すぎるとのコメントも多数寄せられるほどでした。
山崎は国内のみならず、海外でも非常に高い知名度と評価を獲得しているウイスキーなのです。

山崎はシングルモルトウイスキーであり濃厚な甘さと深みある味わい、花や果実を連想させるような甘く華やかなで芳醇な香りが特徴的です。

また、国内のウイスキーである『響』と間違われることもしばしばありますが、山崎がシングルモルトウイスキーであることに対し、響はブレンデッドウイスキーとなっています。
山崎は響よりも香りが強めとなっていますので、ウイスキーの香りが好きな方は山崎の方がおすすめです。
勿論、香りが強めだからといって決して飲みにくいわけではなく、むしろピート香が強いアイラ・ウイスキーなどに比べると、『山崎』はとても飲みやすいウイスキーと言えます。

 

山崎には複数種類あり、種類が変わると料金や味わい、香りなども変わってきます。

①（新）山崎：料金：4,200円～

ハイボールの大ブームによる原酒不足を受け、2012年に発売された(新)山崎。新たな試みとして、「ワイン樽貯蔵モルト」を使用し、「山崎」を語る上で欠かせない「ミズナラ樽貯蔵モルト」など複数の原酒とヴァッティングしたウイスキーです。
② 山崎 12年：料金：8,500円～
山崎蒸溜所の竣工60年周年を記念して1984年に登場した、日本を代表するシングルモルトウイスキー。「山崎」と言ったら12年、ジャパニーズ・ウイスキーの中でも定番のウイスキーです。
③ 山崎 18年：料金：25,000円
山崎蒸溜所のモルト樽の中から、酒齢18年以上の秘蔵モルトを厳選・吟味してヴァッティングした、18年ものシングルモルト。シェリーヴァットの古樽でたっぷり後熟した、モルト・ファンには垂涎の一瓶。
④ 山崎 25年：料金：125,000円
1999年のサントリー創業100周年を記念して、販売された特別限定品。山崎蒸溜所の酒齢25年を超える長期熟成モルト原酒の樽を選び抜き、丹精をこめて丁寧にヴァッティングした逸品。
年間生産本数1200本限定ということもあり、価格は跳ね上がります。

上記の料金はあくまでメーカーの希望小売価格となっていますので、ネットなどで購入する場合は値段が高騰するケースがあるので注意が必要です。
また、最近ではハイボールが再流行していますが、山崎も炭酸水に非常にマッチするウイスキーとなっていますので、もしよろしければ一度ご賞味ください。